病棟勤務中に起きた出来事について

看護師ブログ

こんにちは!みかんです。看護師をしていてこれまで色々な出来事に遭遇しました。今回は、そんな中の一例を書いていきたいと思います。

お昼休みに入る前に、病棟内の巡視をして変わりがないか確認をします。日直の看護師さんにあとは任せて休憩に入るのですが、その日もいつものように巡視をした後、変わりがなかったことを日直の看護師さんに伝えて休憩に入りました。

お昼ご飯を食べて私が病棟に戻った時、何やら病棟内がバタバタと騒がしく、「あ、誰か急変かな?」と私は思いました。でも、休憩に入る前は私の担当している方の患者さんは特に変わった様子はなかったので、他の患者さんだと思いました。私はまだ休憩の途中でしたが「手伝った方がいいな」と思い、ナースステーションに行きました。

「あ!みかんさん!Nさんが・・・。」

日直で残っていた看護師のOさんが、私を見て慌てたようにNさんが急変だということを伝えてくれました。

「え?Nさん!?なんで?私が休憩入る前は普通だったけど・・・。」

私もまさか、自分が担当している患者さんが急変だと思っていなかったので、かなりビックリしました。

Nさん気管切開をしている患者さんなんですが、認知症もあり、入院時から何度か気管カニューレを自分で抜こうとしたりするような問題行動がある患者さんでした。認知症があるため、何度説明しても当然意思の疎通は図れず、手が気管カニューレに届かないように両手を拘束して対応していました。

私が休憩前に見に行った時はきちんと拘束がされていて、気管カニューレに手が届かないことを確認しています。その後に日直だったOさんも巡視したそうなんですが、特に問題なかっとのことでした。

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しかし、次にOさんNさんの病室に用事があって行った時にはNさんは自分で気管カニューレを自己抜去しており、窒息して死亡していたそうです。両手にしていた拘束はされたままでしたが、手が届く所まで身体をよじらせていたのでそれで自分でカニューレを抜いてしまったようなんです。

気管切開:気管とその上部の皮膚を切開してその部分から気管にカニューレ(気管カニューレ)を挿入する気道確保方法

心肺蘇生をしましたがもう間に合いませんでした。Nさんは元々呼吸不全のため、気管切開をしていた患者さんでした。ですから、気管カニューレはいわば「命づな」です。気管切開をして気管カニューレを挿入してそこから気道確保をしていたわけですから、カニューレを抜いてしまえば息ができなくなってしまいます。認知症で意思の疎通が取れない人だったので、手を拘束して対応していましたがまさか身体をよじらせて抜いてしまうなんて、思いもよりませんでした。Oさんが巡視をして、次にNさんの急変に気付くまでにだいたい40分くらいの間があったそうです。

すぐにご家族に連絡をして病院にきてもらい、主治医から説明をしました。遺族の方々も急なことですぐには受け入れられないという感じでしたが、患者さん自身がカニューレを抜いてしまったことと、最初に気管切開をするにあたってのリスクの話も聞いていたからか、悲しみながらも受け入れられていました。

私はその日のNさんの担当でしたが休憩に入っていた時の事故だったため、休憩に入る前のNさんの様子などを少し聞かれたくらいでしたが、日直をしていたOさんは少し大変だったようです。医療事故になりますから、報告書を出したり色々聞かれたりは仕方のないことです。

医療の現場にいると色々な事故に遭遇します。私も何度かそういった事故に遭遇しました。医療事故が起きないように最善の注意をしているつもりでも、意思の疎通が取れない患者さんだとどうしても起きてしまう事故はあります。ですが、今回のNさんのような事故も、想定できなかったのがくやしいなと私は思いました。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。次回の記事もまたぜひ読んでください。

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